タイやフィリピンの現地採用で就業中の方に朗報!ベトナムへ移住するメリット3つ
こんにちは!リーラコーエン・ベトナムの関根です!
ベトナム在住、現役キャリアアドバイザーとして、ベトナムのお仕事を日本在住の方や、タイをはじめ東南アジア在住の日本人の方に紹介しています。
今回は、すでに海外現地採用で就業している方にもベトナムを転職先としてオススメしたい理由を、3つの視点で紹介していきます!
1.知ってほしい!タイやフィリピンよりベトナムで海外就職をオススメするポイント
早速、結論ですが、ベトナムがアジアの海外転職先としてオススメな理由はこの3つです!
- 日系企業の増加が期待できる!?経済発展が加速。
- ベトナムは求人案件が常に豊富にある。
- 給与に対して衣・食・住のコスパが良い!
1つずつこの理由と具体例を解説していきます!
2.オススメの理由
①日系企業の増加が期待できる!?経済発展が加速。
以前のブログ『コロナ騒動から脱したベトナムがアジアの海外転職先としてオススメな理由3つ』でもご紹介した通り、ベトナムでは今後更なる経済発展が期待されています。
今回はGDPからその成長性について見ていきます。
(世界銀行より 一部Reeracoen作成
https://data.worldbank.org/indicator/NY.GDP.MKTP.KD.ZG?end=2019&locations=VN-TH-JP&start=2000)
日本や、タイなど ASEAN 諸国が、アジア通貨危機やリーマンショックなどから景気後退に見舞われれましたが、ベトナムは高い経済成長率を維持し続けてきました。
1986年から市場開放を積極的に推し進めてきたこともあり、1980年代からこれまで、一度もマイナス成長を経験していないのです。
GDP5%以上の成長は、今後2050年まで続くと言われています。これだけの力強い経済成長を考えると、ベトナムの将来性は非常に高く、ビジネスチャンスが拡大することが予測されます。
ここで、産業別GDPの構成比も見てみましょう。
産業別の割合を見てみると、2000年当初と比較して2018年は、ベトナムではサービス業界が圧倒的に成長しています。しかし、脱工業社会となっているわけではありません。
パーセンテージは1%ですが、サービス業界の急増がある中で、引き続き全体を占める割合を維持・増加させていることから、工業社会としても前進していると言えるでしょう。
(データソースhttps://www.mizuhobank.co.jp/corporate/world/info/investment_environment/pdf/vietnam.pdf)
しかし懸念が生じやすい点としては、政府手続きの遅延や、外国企業に依存している輸出構造です。
大手格付け企業による国別信用格付け評価では、マレーシアやタイよりも下で、バングラデシュと同程度となっています。
実際に、政府による債務支払いの遅延もあります。制度上の問題は、まだこれから改革が必要な状況と言えますね。
②ベトナムは求人案件が常に豊富にある。
ベトナムの求人数は、東南アジアの中でもタイに続いて2番目に多い国となっています(弊社取り扱い求人で比較)。
日系企業数が多く、新規進出も継続して多いことが理由と考えられます。
求人の割合としては、製造業がほぼ半数を占めており、続いて、貿易業、物流業がよく目につきやすいかと思います。
最近では、IT・WEBサービス関連や、建設ラッシュの影響から建設業界の求人も急激に増えています。
職種は幅広く、営業職、技術職、部門責任者、工場管理など様々です。
また、今回のコロナウィルスの影響で、一時期求人数は減少しました。
しかしベトナムは、厳重な感染拡大防止対策によって、他国よりも影響は少なかったと言えます。
例として初期の2月と、感染が拡大した4月の、新規で募集開始となった求人数を比較してみると、ベトナムは約55%に減少したものの、
タイ44%、シンガポール41%、マレーシア20%、となっており、東南アジア各国よりも軽度で済みました。
7月現在は、ほぼ例年通りに回復しています。
もちろん、タイミングによっては募集している業種・職種に偏りがあるので、いつでも希望している求人があるとは限りません。
もともと希望している業種の企業数が少なかったり、企業の施策で日本人ではなく現地スタッフ採用を優先する場合も有ります。
そのため、半年後や1年以上あとに転職を検討している方も、今のうちからどのような求人があるのかを、確認しておくことをオススメします。
時間に余裕がある時に少しずつ検索しておくことで、おおよそどのような求人が出やすいかを、感覚で捉えておくことができます。
または、早期にエージェントと面談を実施して、情報収集するのもオススメです。今すぐの転職でなくても、面談を実施してくれるエージェントも多いです。
自分で調べたり、エージェントの持っている情報を吸収して、いざ転職活動開始、となったときにスムーズに動き出せる準備をしておくと、より安心して活動に専念できると思います。
③給与に対して衣・食・住のコスパが良い。
ベトナムでは日本に比べて物価が安いので、衣食住にかかるコストが比較的安くすむため、貯金をしやすい国、と言われることがよくあります。
給与相場は、日本円換算すると低く感じてしまいやすいのですが、収支を考えた時にコスパの良さが目立ちます。
世界最大級の組織・人事コンサルティング会社、マーサーの 『2020年世界生計費調査‐都市ランキング』によると、
ニューヨークを100とした場合の各都市の指数を比較した場合、なんとトップ10にアジアの都市が6つもランクインしています。
上位に近いほど、世界的にみても不動産市場が高かったり、生計費がかかりやすく、反対に下位に行くほど、生活費用面からみて外国人が暮らしやすい都市になります。
トップ5、トップ100等に入っているアジア各国よりも、ランク外のベトナムの方がコスパが良いということが、ここでよく分かっていただけると思います。
1位:香港(香港)
2位:アシガバート(トルクメニスタン)
3位:東京(日本)
4位:チューリッヒ(スイス)
5位:シンガポール(シンガポール)
・・・と続き、タイ・バンコク (35位)、インド・ムンバイ (60位)、インドネシア・ジャカルタ (86位)などアジア各国が物価の上昇が顕著になっている中、
ベトナムはホーチミン111位(前年120位)、ハノイ116位(同112位)となっています。
(https://www.mercer.co.jp/newsroom/2020-cost-of-living.html)
急速な経済発展を遂げる中、物価の上昇は比較的落ち着いています。もしかしたら、出費は皆さんの想像している金額よりも安くなるかもしれません!
ここで、ざっくりと生活コストをお見せしてみようと思います。
ざっくり合計:529〜885USD(約57,000円〜98,000円※1USDが110円の場合)
・家 賃: 350~550USD ※スタジオタイプ、週1~3回の掃除・洗濯サービス付き
・電気代: 25~30USD ※家賃に含まれる場合も多いです
・水道代: 4~5USD ※家賃に含まれる場合も多いです
・食 費: 150~300USD
※連日、日本食を食べたり、飲みに行く回数が多い人は高くなります。
※水500ml=0.22USD(約23円)
※ローカルのコーヒーチェーン=コーヒー1杯0.86~1.73USD(約91円~183円)
※ローカル食堂=1食1.30~2.16USD(約137円~229円)
このほか、移動の足となるバイクタクシー代の費用も掛かりますが、10分ほどの距離で85~100円程度です。
日本に比べると圧倒的な安さですよね!
もちろん、道路はバイクが多く渋滞がおこりやすかったり、インフラ整備が追いついておらず、場所によっては大雨の際に道路が冠水したり、
FreeWi-Fiはそこらじゅうで利用できる場所があるものの途切れやすい場合があります。
やはり日本などの先進国とは異なる環境なので、経済発展真っただ中の国に住むとはこういうことだ!と割り切れると、気持ちが軽く、過ごしやすくなるのかなと思います(笑)。
3.最後に
今回は、日本からだけではなく、他東南アジア各国からも、ベトナムが転職先としてオススメな理由3つを紹介しました。
- 日系企業の増加が期待できる!?経済発展が加速。
- ベトナムは求人案件が常に豊富にある。
- 給与に対して衣・食・住のコスパが良い。
ベトナムはよく、初めての海外就職時に入り込みやすい国と言われますが、実はすでに海外で活躍されている方にも、その良さを感じていただける環境が整っています。
特に、ベトナムの将来性に感心を高く持っていて、他国で海外経験を積んだうえでそのスキルを思いっきり発揮したいと、私たちReeracoen Vietnamにお問い合わせいただくとが多いです。
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